忍者ブログ

将棋練習日誌改め?

もともと田舎将棋、ヘタクソゲーム(ドラクエ、マリオ)演奏、禁煙ブログでしたが、別の題材を模索中です。

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

自玉に対する危機意識の無さ
 本日SMK竜王戦の対局があり、ブライアンズタイムさんに敗れました。

 相穴熊を決め打ちして序盤駒組みを進めたのですが、潜られなかったため、駒組みが難しく、中盤までずっと苦戦を意識していましたが、後ほど棋譜解析した結果、最終盤までどちらに形勢が偏ることなく、ほとんど互角の形勢だったようです。

 負けたことは仕方がないのですが、本局は負け方がますかったです。
 それは、「自玉(穴熊玉)に対する危機意識の無さ」によるものであり、これまで何度も何度も悔しい思いをしてきたはずなのに、それが全く生きていませんでした。
 自分の学習能力の無さに愕然とするばかりです。

 それでは、なぜこのようになってしまったか、今後このような負けを少なくするためにはどうしたらいいのか、自分なりに考えてみたいと思います。

(問題の局面)


 結論から言いますと、この局面で▽6二歩と打てていれば、難しいながらも後手有望でした。
 この手は感想戦でゴレヲさんに即座に指摘された手であり、この手を指せていたなら、負けても納得が行きました。

 実戦では▽7七と▲9七玉▽7六と▲5八飛(この手を完全に見落としていました)▽同と▲8一角成から一気に詰まされてしまいました。
(コメントいただいて角を取られなくてもこの局面自体が詰めろであることに気づく有様、頭に血が上っているとしか言いようがありません。)

 それでは、なぜ実戦でこの手が指せなかったのでしょうか。
 その理由として、次のようなものが考えられます。

 ① 苦しい中盤を乗り切ったことによる油断
  ⇒ 実戦心理から来るもの

 ② 攻撃に打った角が質駒になっており、相手に角を持たれると一気に詰まされてしまうということを全然考えなかったこと。
(後のコメントにより質駒なくても詰むことに気づく)
  ⇒ 読みの力が不足していることによるもの

 ③ ②に関連して、盤面を逆さまにして相手側から自玉を見ると簡単に自玉の詰みが見えるのに、逆さまの状態で自玉の詰みを見抜けていないこと
  ⇒ 詰将棋力の不足によるもの

 ④ そもそもこの局面の時▽6二歩は一瞬も考えなかった。(どこかで必要だとは思っていたが、完全に吹っ飛んでいた)自玉は全く見ず、(見ようとせず)相手玉ばかり見ていた。
  ⇒ 感情に任せて雰囲気で指しているだけで読みの裏づけを全然取っていない、自玉と相手玉の速度計算も× 

 ⑤ 終盤に対する自信のなさから来るもの

 ①から⑤のなかでも、④の要因が最も大きいと思いました。

 これを克服するためには、詰将棋を含めた読む力を養うことや、終盤になっても理性的に指すこと、集中力を切らさないこと、常に自玉に対する危機意識を持ち、自陣に手を入れる感覚を体得すること等が考えられますが、同じ過ちを繰り返している現状からすると、今までに身につけてしまった変なクセを完全に取っ払わないことには、ダメっぽい気がしています。

 その中でも、気質的なこと(すぐカーッとなってしまい冷静さを欠いてしまうこと)は勝負をする上で極めて大きなマイナスであり、最も克服が難しいことのように思います。

 この点が改善されない限り、どれだけ実戦をこなしても、問題を解いても、強くなれそうな気が全くしません。 

 
 学習能力のない自分への戒めとして、当面ブログを自粛したいと思います。
PR

コメント

1. 自玉を

見るのはなかなか難しいことですね。この場面だと、一刻も早くと金を活用したくなりますね。

ただ、この局面、角とられなくてもつめろです。81角成、同玉、82飛成、同玉、74桂以下。ですので、一回受けにまわりたかったですね。

これまでも、改善点を見つけては、新しい手法や練習でパワーアップされてます。その真摯に将棋に取り組む姿勢に感服です。再開を楽しみにしてます。

Re:自玉を

コメントありがとうございます。
角取られなくても詰めろなのもウッカリです。
自らの危機意識の無さ、ウッカリの多さにあきれます。
同じ過ちを繰り返す自らの対局姿勢を問い直したいと思います。

2. 無題

とりあえずゼかどうかは常に確認しておかないと(連結していない穴熊はゼでない可能性高いので特に)。ゼであれば自玉見る必要は一応ありませんので。足の長い詰め将棋の必要性痛感されましたか。薄い玉を多用すると危険に対する感覚が研ぎ澄まされ易いとは言えます。とりあえずは以上です。

Re:無題

どうも穴熊玉に対する錯覚というか過信があるようです。
自玉に詰めろがかかっているか、Z形なのか秒読みのなかでできるだけ早く正確に見抜ける力を養わなければいけないと思っています。

3. 自玉の詰み筋

 5月21日の記事に対する私のコメントをもう一度ご覧になって下さい。
 今回の場合に適用すると、まず▲6三角を打たれる前の時点で、先手玉は▽7七と▲9七玉▽7六金が詰めろなので2手スキです。(本当は▲9八玉なら詰めろがかからないので2手スキではないですが) これに対し、▲6三角という攻めの手が指されましたので、自玉の手数確認をまずやるんでしたよね。toshiyaさんのご指摘でこれが1手スキなので「受ける」が正解になります。また、借りに当初の検討のように質駒を取って初めて詰む(つまり2手スキ)と仮定しても、▲5八飛や▲7六同金が詰めろ逃れの詰めろになってしまうので、それでも「受ける」が正解となります。
 しかし、こんな正確な読みなんて私もできません。質駒をうっかりしたり、▲7四桂の筋をうっかりしたりなんて、誰でもあることです。別に読みの力が不足しているとか、そういう問題じゃないと思います。もっと話を簡単にしてみましょう。
 そもそも▲9七玉に▽7六とを中心に読んでいたのならば、これは到底詰めろではありませんので先手玉は3手スキ以上です。一方、▲6三角は詰めろかどうか以前に、また質駒云々以前に、絶対に2手スキ以下です。なぜなら▲7二銀が明らかに有力な詰めろだからです。この時点で、「受ける」が正解と導くことができます。(▲7二銀に金を取って▽7一金打とか▽同金とかは、面倒なので余裕が無い限り読みません)
 さらに、もっと簡単に考えます。そもそも▲6三角は▲8一角成▽同玉▲8二飛成で玉が裸になります。この時点で直感的に危ないと思わなければいけません。具体的に詰みを読み切るとかいう問題ではなくて、玉が裸になって近くに銀やと金がいる以上、危ないわけで、駒を渡すともっと危なくなりそうです。▲8一角成▽同玉に7二に打ち込んでいく筋も見えます。要は「詰み筋がある」という状態なわけです。このとき先手玉に有力な詰めろがかかるのなら、そこで初めて本気で自玉の詰みを読みにかかります(▲7四桂の先とか)。しかしこの場合▽7六とが到底詰めろではないので、詰む詰まない以前に問答無用で「とにかく危ないので受ける」が正解です。
 「受ける」とさえ決めてしまえば、ほぼ誰でも▽6二歩の一手(▽7七とを決めてからでもいい)のはずです。要は、手を見落とすとか読みの力が足りないとかではなく、「攻めの手を指されたのに自玉を見なかった」ということだけの問題だと思います。いつも本などでしっかり勉強しているyamatetsuさんは読みの力や大局観は十分にあると思います。あとは終盤の考え方をルール化して実戦でそれをちゃんと実行するクセをつけるだけでOKだと思いますよ。
 長々とすみません。お互い頑張りましょう!!!

Re:自玉の詰み筋

 詳細なコメントありがとうございます。
 どうも最近同じような負け方が続いていましたので、(調子に乗って相手玉を攻め続けていたら、いつの間にか自分の玉が詰んでいたというような)考え込んでしまっていました。
 終盤力に自信がないせいか、どうもテンパッたり、頭に血が上ってしまったりして、中盤までのような論理的思考を失ってしまい、局後であれば簡単に気づくようなことを見落としたりすることが多く、そのようなまずい経験が更なる負の連鎖を起こしていました。
 コメントの前半部分について、(自玉と相手玉の速度計算)まさしくその通りだと思いますし、そういった思考が実戦中にできないととても上は目指せないと思うのですが、今の自分の対局心理を考えると、秒読みの中で冷静に「相手玉は3手スキ以上、自玉は2手スキ以下、よって受けの手を選択」というような思考をする自信が正直ありません。たとえできたとしても、読みぬけ等正確度が低そうです。
 そこで後半部分の直感的に自玉の危険度を察する力がまず求められているのだと思います。秒読みの中で受けることを考えていれば、▽6二歩しかなかったので指せていたはずです。
 一番まずいのは、コメントに指摘いただいている通り、受ける手を全く考えなかった事であり、対局後冷静な頭では「こんな局面受けるしかないんちゃうか」と思えるのに、実戦中は相手の玉をずっと見ていたということなんです。
 どうもこの事が自分の将棋の長年培った「悪いクセ」のように思えてなりません。
 その「悪いクセ」をなくすためには、やはりコメントいただいている通り、「終盤の考え方をルール化して実戦でそれをちゃんと実行するクセをつける」しかないと思います。
 終盤まで脳のスタミナを残すべく、序中盤のさもない局面で延々と長考しスタミナを使い果たすもう一つの悪いクセとともに、対局中の思考過程を変えていきたいです。