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現在は少しお休み中ですが、またじっくり将棋を指せる日がくることを楽しみにしています。
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 最近詰将棋以外で、「手筋の教科書③囲いの崩し方編」という本を読んでいます。
 本屋に置いていますのでご覧になった方もいるかもしれません。
 私は駒を捌きあって寄せ合いに入る時に、囲いをどう崩していいのかわからずにまごついている間に逆転されるというのがよくある逆転パターンなので囲い崩しの本を一冊読みたいと思っていました。
 そこでピックアップしたのが、
①「佐藤康光の寄せの急所 囲いの急所」
②「屋敷伸之の囲いの崩し方」
③「手筋の教科書③囲いの崩し方編」

の3冊を本屋で立ち読みしながら見比べ、③を購入しました。
どの本でもいいと思いますが、一番頭に入りそうな気がしたので・・・。

 この本は基本的な事柄に絞り、囲い崩しの方法がうまくまとめられているので頭の整理にもなり自分にとってはとてもいい本だと思いました。

 うまく言葉で言い表せませんが、こういった囲い崩しの手筋を頭に入れつつ実戦を戦えば、中盤から終盤の相手玉への距離感を短縮できる、言い換えると、終盤の寄せ形をイメージしながら中盤戦の後半が戦えるような気がします。
 
 基本をおろそかに自己流で戦ってきた私にとっては、眼から鱗の一冊かもです。 

 今日の24での実戦から、美濃囲いへの距離感を考えながら戦いました。
 本局は、ちょっとうまくいきすぎましたが、自玉と相手玉との距離感を見切りながら戦えたような気がします。
 いつも、局後検討でボナンザ先生に「疑問手?」を連発されるのですが、本局は一箇所のみで、「好手!」が二箇所もありました。(あまりあてになりませんが・・・。)
 今後もこの本と詰将棋の2本立てで終盤感覚を磨いていきたいと思います。



 
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 2月中旬から始めた詰将棋が1000本を突破しました。
 約3ヶ月での達成ということになります。
 当初、だんだん詰将棋の問題の難易度を上げていく予定でしたが、易しい問題ばかりの1000本になってしまったのは予定外で残念です。
 だんだん詰将棋の手数を伸ばしていきたいと考えていましたので・・・。

 1000本解いてみて思ったのは、読む力が上がったとかを実感できないことです。もう少し力が上がると思ったのですが・・・。
 そして今となっても、詰将棋は苦手なままで、詰将棋嫌いを払拭するには至りませんでした。
 手数が長くなると途端に読めなくなってしまいますし、かなりの苦痛を伴います。

 私が思うに、詰将棋のトレーニング法として、

①詰将棋の手数を伸ばしていく(5手⇒7手⇒9手⇒・・・)
②簡単な詰将棋を数多く早解きする

の2通りの方法が考えられますが、これは筋トレでいうならば、違う部位の筋肉を鍛えていると思っています。

 ①は読みの訓練(何手先の局面を正確に頭に描写する訓練)になりますし、②は詰め形を覚え、瞬時に詰めがひらめく力の訓練になると考えています。

 本来であれば、両方の筋肉をバランス良く鍛えるのが良いのでしょうが、私の場合はどうも、①の筋肉がつきづらい(脳内将棋盤が出来ていないため、長手数の詰将棋だと頭の中に正確な局面が描けなくなる)ようですので、とりあえず、②の筋肉を重点的に身につけたいと思っています。
 
 その方法としては、詰将棋ドリル③の10分間早解きチャレンジになります。まだ一回目の200問を過ぎたあたりですが、スピードは全然上がっていません。そこで、電車の中等で反復していますが、だんだんつまづかなくなってきました。これは、読めるようになったというか、答えを覚えてしまっているようで、素直に評価していいのかはよく分かりません。
 しかし、411問全問を解き終え、2回目の早解きをする時に、答えを覚えているくらい解きこんでいれば、411パターンの詰み形を覚えることにもなりますので、それはそれで一つのやり方なのかなとも思います。

 まずは、このトレーニングを毎日続け、他の詰将棋本に移った時に、スラスラ解けるようになり、詰将棋嫌いが消えていたといったことを夢見ながら、取り組んでいきたいと思います。
 対局絶ちを一週間続けましたが、対局再開することにしました。
 理由は、実戦で楽しみたいことと、詰将棋の力は急には上げられないと悟ったことです。

対局絶ちをすることにより、自分にプレッシャーをかけ劇的な変化を期待したのですが、自分自身の気力(棋力?)脳力(能力?)、モチベーションの問題から、劇的な変化は難しいため、もっとのんびり楽しむというスタイルでいいと思いを改めました。
 
 対局絶ちを決断した時は、連敗続きで自分自身に苛立ってしまいましたが、現時点での実力だと思って割り切りたいと思います。

 対局再開に当たり、これまでの反省を踏まえ、次のことを心がけたいと思います。

 ① 将棋を楽しむ
  受験勉強みたいにやっても楽しめないし、レートばかり気にしていても楽しくないです。目の前の対局には集中したいですが、勝っても負けても勝負を楽しみたいと思います。
  確かに最高R更新については大きな目標ではありますが、「将棋を楽しむ」という原点だけは忘れないようにしたいです。

 ② 詰将棋早解きチャレンジは継続する
  なかなか成果は現れませんが、自分にとっては効果的な方法だと思っていますので、できるだけ毎日継続したいと思います。
  目標は411問全てを10分間に36問以上のペースで解けるようになることです。

 ③ 棋譜並べは負けたときにする
  漠然と並べていても、自分の場合、全然頭に入らないことが分かりました。負けて悔しさが残っている時のほうが身に入るかなと。
  記憶力はかなり失われていますので、何度でも忘れ、何度でも並べなおしたいと思います。

また、「詰将棋ドリル③」は、持ち駒別の出題形式になっており、自分の手が読めない手の傾向が分かるので面白いと思いました。
 今のところ、桂馬と飛車を持ち駒にした場合に手が見えにくいことが分かりました。
 もっと手が見えるようになるよう、反復練習したいと思います。
 棋譜並べをする際に、自分の実戦によく出てくる戦型を多く並べたほうが効果的と考え、自分の将棋のなかで、どのような将棋が多く出てくるか調べてみました。

(実戦での遭遇確率)

自戦型 遭遇確率 頻出戦型
四間飛車 35%~40% 相穴熊、6五歩急戦、棒銀、左美濃
筋違い角 20%~25% 相筋違い角、矢倉模様、右四間型
対四間飛車 15%~20% 四間美濃、藤井システム風、浮き飛車
対三間飛車 5%~10% 石田流
対中飛車 5%~10% 5筋位取り中飛車
相居飛車 5%未満 矢倉
その他 5%~10% 引き角戦法(鳥刺し)

(取るべき対策)
① 四間飛車については、相手の対策が幅広いので苦手な形をなくすのが重要。頻出戦型については、是非とも得意形にしておきたいところ。
② 筋違い角は手将棋になりやすいが、大雑把なイメージは持っておきたい。
③ 対四間は対振りの中でも遭遇確率が高い。一貫した方針で戦えるようにしたい。
④ 対三間、対中飛車、相居飛車戦は遭遇確率は低いが、類似形になりやすいので対策を立てておきたい。
⑤ その他の戦法では、角道を開けない相手によく遭遇するため、対策が必要。

 かなり、序盤の指し手を限定したつもりでも、遭遇する戦型は数多く、すべてにおいて深く研究するのは、困難だし無駄が多いと考えます。
 すべて完璧にマスターしようというのではなく、メリハリをつけたいと思います。

  そこで、今回の棋譜並べで重点的に並べる戦型を絞ってみました。

自戦型 小分類 具体的内容
四間飛車 相穴熊 △4四歩、△4三金と備える形
  ミレニアム、8筋交換、地下鉄 △4四角と出られる形
  銀冠、四枚美濃 対持久戦
筋違い角 相筋違い角 △6五角型
四間飛車 居飛車穴熊 早い仕掛けに対する対応
三間飛車 石田流 △3一銀据置型で囲われた時の仕掛けの可否
中飛車 5筋反撃型 5筋位取り中飛車にこれ一本で対応できるか検討
相居飛車 矢倉 仕掛けの手順
その他 引き角 対抗策

  これだけでも大変ですが、一つ一つつぶしていきたいです。
 5月、6月の2ヶ月限定でストイックに取り組んでみようかなと。
 7月以降については、できればのんびり将棋を楽しもうと思います。

(5月)⇒徹底的に基礎固めをする時期(INPUT)

①詰将棋について
(目標設定)
 考えて解くのではなく、瞬時にわかる直観力を身につけること
(目標設定の理由)
 長手数の詰将棋力の向上は私にはなかなか難しいようです。詰将棋としてぎりぎり解ける問題は実戦では解けませんので、簡単な問題を瞬時に見抜く直観力を理屈抜きで体にしみこませようと考えています。
(具体的方法論)
・「詰将棋ドリル③タイムトライアル」を毎日実施。(10分間に36問超えを目標)
・これまで解いてきた詰将棋本の誤答問題の解き直し。
(予想される効果)
・「手が見える」ようになるのではと予想。(スランプ状態の減少)
・詰み形を見抜けるようになれば、終盤戦自信をもって戦えそう。
・特に早指しでは効果を発揮しそう。

②寄せ、手筋について
(目標設定)
 これまでの実戦で終盤に逆転されるのが多いのは、寄せが遅いのと囲いの弱点を知らなさ過ぎると自覚したため、寄せや手筋を頭にたたきこむ。
(具体的方法論)
・寄せについては、これまで解いてきた本の誤答問題の解き直し。
・囲いの崩し方については、「手筋の教科書③囲いの崩し方編」を繰り返し読む。
(予想される効果)
終盤力に自信がつき、優勢になってもびびらなくなる。
 
③棋譜並べについて
(目標設定)
 これまでの実戦については統計を取っていますが、苦手な形で星を落とすことが多いです。苦手な形に対して戦う方針を決め序盤で悩まなくていいようにしたいです。
(具体的方法論)
・選んだ棋譜を盤で手を使い指し手の意味を自分なりに考えつつ並べる。指し手の丸暗記は応用が効かないので極力しない。
(予想される効果)
 序盤の作戦負けが減少する。

(6月)⇒実戦で力試しし、局後検討を欠かさずする、(OUTPUT)
 やり方については、今までのやり方と同じ。
 早指し将棋、連続指しなど将棋が荒れるような対局は極力控える。
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★インフォ:1557(初段)
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