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現在は少しお休み中ですが、またじっくり将棋を指せる日がくることを楽しみにしています。
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 休日を中心にひたすら対局に明け暮れています。
 序盤に難があるようで対局を繰り返しながら改善中です。
 本局は右玉の相手に対する対策。
 いつものとおり無為に穴熊に潜ると作戦負けに陥ると思い、左金を繰り出して相手の玉頭を制圧する作戦に出ました。
 相手の棒銀を相手にせず、中央突破に成功、王手飛車で仕留めました。
 ヤフー将棋からの取材

 まだまだ、対応できていない相手の序盤作戦がたくさんあるので、対策ができたらどんどんアップしたいと思います。
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 久しぶりに自分のブログの「序盤戦術」のカテゴリーを読み直してみると、いろいろ試行錯誤して、データをとっていたものだと感心してしまいました。
 昔は今と違って研究熱心だったのかなぁと。

 ただ、時間を置いて将棋と向き合ってみると、序盤についての考え方もブログを書いた当時とは違ってきているように感じます。

 最近自分のなかの「将棋モード」が再び高まりつつあるので、将棋と距離を置いた時間が活かされるよう、今後も将棋に励んでいきたいです。

 余談になりますが、taka-cさんのブログのレーティングランキングに約一年ぶりに名前が載りました。わざわざ取り上げていただいて嬉しかったです。

 現在の実力ではベスト30に入ることすら困難ですが、また名前が載ることを励みに将棋を楽しみたいと思います。

 ここでは、どういう理由で筋違い角を採用したか、また、決別するに至った理由を記したいと思います。

①採用のきっかけ
 
 対抗形の将棋を多く指すための手段として指し始めました。言い換えると、相居飛車の将棋と相振り飛車の将棋を覚えるのが大変なので、それを回避するためです。
 具体的手順では、▲7六歩▽3四歩の後の3手目の手順で
 (1)▲2六歩・・・横歩取りになる可能性あり
 (2)▲6六歩・・・相振りになる可能性あり
 (3)▲2二角成・・・否応なく筋違い角になる

 また、この戦法が得意になれば、自分の土俵で戦えるといった実戦的側面もあったかと思います。以前逆に筋違い角をやられると心理的にかなり嫌でしたので。

②私の学習法
 
 全く指したことのない戦法でしたので、高段者の方のサイトで研究し、武市さんの本を読み、ヤフーでひたすら試運転していました。100局近く指し、だんだん勝てるようになり、これはいけるかなと思ったのですが・・・。

③私の筋違い角のタイプ

 筋違い角と一言でいってもいろんなタイプがあると思いますが、私は四間に振りあわよくば穴熊に潜って戦おうといった、自分の棋風に忠実なものを選びました。
 ただ、相筋違い角になった場合等ではそういうわけにもいきませんが・・・。

④低迷期

 今年の4月以降、24と近将を主戦場にしてからはどういうわけか全く勝てなくなりました。
 理由は良く分かりませんが、以前指していたヤフーの相手の方が緩めてくれていたのか、適当に指していたのか・・・。
 負け方も序盤でおかしくなってしまうことが多く、目も当てられないような負け方が多かったように記憶しています。

筋違い角での戦績(2007年4月以降)

戦型

対局

勝率

筋違い角穴熊

4

0

4

0.000

筋違い角美濃

2

0

2

0.000

相筋違い角

9

2

7

0.222

筋違い角その他

4

1

3

0.250

合  計

19

3

16

0.158


⑤なぜ筋違い角をやめようと思ったか

 いよいよ本題です。本当は負けが込むのを戦法のせいにはしたくなかったのですが・・・。

 (1)データは全てを物語る。とにかく勝てないことが理由。
 (2)序盤の変化が多岐に渡り、研究どおりにいかない、逆に自分が振り回されている感じ。
 (3)正直、この戦法が自分の得意戦法になると思いにくい。
 (4)限られた時間でこの戦法ばかり研究しているわけにはいかない。

 ということですが、この戦法自体が悪いというわけではなく、自分の努力不足の一言に尽きます。

⑥筋違い角に代わる戦法の構想は?

 これが重要です。この構想なくして筋違い角をやめるわけにはいきません。
 当面の目標は先手番で▲7六歩▽3四歩型の時に勝率5割を達成することです。
 具体的な戦法のアイディアはサークル等研究されると辛いですが、ネットでの不特定多数での遭遇戦では5割くらいいけるのではという戦型のアイディアはあります。(かなり稚拙ですが。)
 説明は長くなるので割愛しますが、24、近将で試していきたいと思います。
 

 久しぶりの更新です。クーラーのない暑いパソコン部屋で更新しています。猛暑が続きますね。
 まずは、こちらの表をご覧ください。

①戦型別戦績(2007年3月以前)・・・ヤフーでの対局が中心

 この表を見ますと、戦型別にほぼ勝率が5割前後で均衡しており、特に苦手な戦法という意識はありませんでした。
 また、この時期は先手番を選択できるヤフーで多く指しており、意識的に筋違い角を試していました。
 勝率も概ね5割ほどで、指し続けていれば得意戦法に育てられるかなと楽観的に考えていました。

戦型

対局

勝率

遭遇確率

四間穴熊

199

113

86

0.568

34%

四間美濃

15

7

8

0.467

3%

対振り英春流

93

52

41

0.559

16%

相居飛車

38

19

19

0.500

6%

居飛車穴熊

70

34

36

0.486

12%

筋違い角

61

32

29

0.525

10%

その他の戦型

118

58

60

0.492

20%

合計

594

315

279

0.530

 


② 戦型別戦績(2007年4月以降)・・・24、近将での対局が中心

 ところが、今年の4月以降、24と近将を主戦場に移してから、どういうわけか筋違い角で全く勝てなくなりました。勝率も2割を切るありさまで、R上昇の大きな足かせとなってしまいました。

戦型

対局

勝率

遭遇確率

四間穴熊

53

29

24

0.547

40%

四間美濃

4

2

2

0.500

3%

対四間

28

15

13

0.536

21%

対三間

9

6

3

0.667

7%

対中飛車

10

5

5

0.500

8%

相居飛車

6

4

2

0.667

5%

筋違い角

19

3

16

0.158

15%

その他

2

2

0

1.000

2%

合計

131

66

65

0.504

 



③24での戦型別R点(2007年4月以降)

 今年の4月以降、戦型別R点なるものを取り始めましたが、筋違い角の数字の低さを如実に表しています。

戦型

レート

勝率

四間穴熊

1245

22

14

0.611

筋違い角

1098

0

5

0.000

対四間

1193

9

8

0.529

対三間

1221

5

1

0.833

対中飛車

1155

3

3

0.500

相居、その他

1180

4

3

0.571


 以上のデータから筋違い角をかなり苦手にしていることが判明、この戦法と決別することにしました。
 次に、(2)で理由を記したいと思います。
 棋譜並べをする際に、自分の実戦によく出てくる戦型を多く並べたほうが効果的と考え、自分の将棋のなかで、どのような将棋が多く出てくるか調べてみました。

(実戦での遭遇確率)

自戦型 遭遇確率 頻出戦型
四間飛車 35%~40% 相穴熊、6五歩急戦、棒銀、左美濃
筋違い角 20%~25% 相筋違い角、矢倉模様、右四間型
対四間飛車 15%~20% 四間美濃、藤井システム風、浮き飛車
対三間飛車 5%~10% 石田流
対中飛車 5%~10% 5筋位取り中飛車
相居飛車 5%未満 矢倉
その他 5%~10% 引き角戦法(鳥刺し)

(取るべき対策)
① 四間飛車については、相手の対策が幅広いので苦手な形をなくすのが重要。頻出戦型については、是非とも得意形にしておきたいところ。
② 筋違い角は手将棋になりやすいが、大雑把なイメージは持っておきたい。
③ 対四間は対振りの中でも遭遇確率が高い。一貫した方針で戦えるようにしたい。
④ 対三間、対中飛車、相居飛車戦は遭遇確率は低いが、類似形になりやすいので対策を立てておきたい。
⑤ その他の戦法では、角道を開けない相手によく遭遇するため、対策が必要。

 かなり、序盤の指し手を限定したつもりでも、遭遇する戦型は数多く、すべてにおいて深く研究するのは、困難だし無駄が多いと考えます。
 すべて完璧にマスターしようというのではなく、メリハリをつけたいと思います。

  そこで、今回の棋譜並べで重点的に並べる戦型を絞ってみました。

自戦型 小分類 具体的内容
四間飛車 相穴熊 △4四歩、△4三金と備える形
  ミレニアム、8筋交換、地下鉄 △4四角と出られる形
  銀冠、四枚美濃 対持久戦
筋違い角 相筋違い角 △6五角型
四間飛車 居飛車穴熊 早い仕掛けに対する対応
三間飛車 石田流 △3一銀据置型で囲われた時の仕掛けの可否
中飛車 5筋反撃型 5筋位取り中飛車にこれ一本で対応できるか検討
相居飛車 矢倉 仕掛けの手順
その他 引き角 対抗策

  これだけでも大変ですが、一つ一つつぶしていきたいです。
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