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現在は少しお休み中ですが、またじっくり将棋を指せる日がくることを楽しみにしています。
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 「将棋倶楽部24万局集part.2」の局面検索機能を使って、最序盤にどのような指し手が好まれているか調べてみました。すると以下のような結果が出ました。

(注1)最強棋譜1により検索。
(注2)自分の対局分を140局前後入れてしまっているため、同じものをお持ちの方と検索結果は異なります。

1 初手ランキングベスト5 全50698局中

指し手

局数

確率

▲7六歩

41848

82.5%

▲2六歩

5744

11.3%

▲5六歩

1789

3.5%

▲5八飛

553

1.1%

▲7八金

168

0.3%


2 初手▲7六歩と指した場合の2手目ランキングベスト5

指し手

局数

確率

△3四歩

33233

79.4%

△8四歩

6722

16.1%

△5四歩

952

2.3%

△5二飛

375

0.9%

△3二金

195

0.5%


3 初手▲7六歩、2手目△3四歩と進んだ場合の3手目ランキングベスト5
(1手目と3手目が入れ替わることにより同一局面になるため不完全データ)

指し手

局数

確率

▲2六歩

16504

49.7%

▲6六歩

12751

38.4%

▲7五歩

1806

5.4%

▲1六歩

1589

4.8%

▲4八銀

735

2.2%

何のためにこのような集計をしたかは秘密です。あまり詮索しないでください・・・(爆)。
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今まで記していたような現状を打破するために、今後次のいずれかの選択をしなければならないと思っています。

(1)先手番では、初手▲2六歩を選択する。
 予想戦型は相掛かりか対抗形であることから、▲7六歩△3四歩▲2六歩型より、覚える戦型が少なくてすむのではないか?

(2)3手目、▲2六歩を選択する。
 現状の自分からすれば、スタイルを全く異なり、覚えるのも大変そうだが、横歩取りなど未知の領域に取り組むべきなのか?

(3)3手目、▲6六歩、▲7五歩など、相振り辞さずで戦う。
 現状のなまくら党を脱し、振り飛車一本で戦うか?そのためには、まず相振りアレルギーの治療からスタートする必要がある。
 本棚で眠っている「相振り革命3」が日の目を見ることができるか?

(4)3手目、▲4八銀から英春流ワールドで戦う。
 今までは、四間穴熊へのこだわりを捨てられなかったために、相居飛車での英春流の採用を避けてきたが、先手番での四間穴熊を諦め、英春流にすべてを託して戦うか。
 そのためには、未購入の英春本をまず取得しなければ始まらない。

(5)3手目、▲2二角成からの筋違い角で戦う。
 この選択をすることにより、先手番の約8割は筋違い角を採用することになる。以前将棋世界の特集でトッププロには酷評されていた戦法であるが、所詮アマ上級レベル、撥ね返すことができるのか?

(6)その他、新たなる異端戦法を求め旅に出る。
 私にはこれまでオーソドックスな戦法にまともに取り組んだことがないため、初志貫徹(?)し異端戦法を求め旅に出るか?
 しかし旅に出たまま戻って来れない可能性大である。

 いずれの選択も自分にとって厳しい選択ですが、これまでと違った将棋の面白さが見出せればと思っています。
 自分が登っている(下っている?)階段の先に初段の光が待っているのか、はたまた迷宮の闇が待っているのか分かりませんが、決断しなければいけない時期は既に来ていると言えそうです。
 しかし、ここまで自分の弱点を暴露していいのだろうか・・・(爆)。
 いずれにしても、治療には長い時間が必要だと思われますので、長い目で見守っていただけたらと思います。
 3手目に対する考え方についての続きです。
 3手目のそれぞれの指し手についての現状の自分での評価をしてみたいと思います。
 なお、個人的見解につき、数々の独断や誤りがあると思いますので、私ならこう考えるとか、それは違うでしょといった意見は大歓迎です。
(好みの問題だからご勝手にと言われてしまえばそれまでですが)。

(1)▲2六歩
 居飛車党であれば、普通の指し手だが、相手の指し手の幅が手広く、対振り全般、横歩取りなど多岐にわたり、現状の自分の将棋に割ける時間から考えると、難しいと言わざるを得ない。
 何より、この手を指すことにより、四間穴熊は断念せざるを得ない。

(2)▲6六歩
 これも、振り飛車党であれば、普通の指し手だが相振りとなった場合に経験と実力の差が出やすく、戦いきれない。仮にマスターしようとしても、先後の飛車を振る位置と囲いのセットによって様々な形になるため、パターン化するのが困難と考える。
(実際のところやったことはないので分からないが)

どうも、通常の指し手は大変そうなので、これまで自己流によるアレンジをしてましたがその結果はご覧のとおり無残なものでした。

(3)▲6六歩(変形型)
 相手が居飛車なら四間穴熊、振り飛車なら無理やり居飛穴に組もうとするも、居飛車側が最序盤から角道を止めてしまうことは棋理に反すると思われ、作戦負けすることが多かったため、断念せざるを得なかった。

(4)▲4八銀(変形型)
 相手が振り飛車なら居飛車にすることができるが、居飛車でこられた場合、手損承知で無理やり振り穴に囲っていた時期があったが、昨日の将棋のとおり、相手の早い動きに対応できず、急戦でつぶされるため、断念するに至った。

こんな自己流の指し手では、上級レベルでは勝てるはずもなく、何とか他の方法を考えなければいけないと思ったのが、ブログを始めた時期とほぼ同じ、約半年前のことでした・・・。
 24で上級で指す方であればこんな悩みをお持ちの方はまずいないと思いますが、私にとっては非常に深刻な問題です。
 先手番を引く可能性が50%、先手番で▲7六歩を指した場合、後手は80%くらいは▽3四歩と応じます。占めて私の将棋の40%がこの形になりますがこの時どう指すかが問題なのです。
 ここで、純然たる居飛車党の方なら2六歩でしょうし、振り飛車党の方なら5筋~7筋のいずれかの歩を伸ばすでしょう。
 しかしこれまで私のブログをご覧いただいた方であればお分かりのことと思いますが、私の基本的スタイルは居飛車の相手に対しては四間穴熊、振り飛車の相手に対しては、英春流もしくは居飛車穴熊をメイン戦法で指してきました。
 したがって、相手が態度を明らかにしない△3四歩は非常に厄介な相手なのです。
 これまでのサークル内での対局の際には、事前に相手の戦法を研究し、なんとかごまかしてきましたが、昨日の戦いもそうですし、居飛車、振り飛車両刀遣いの相手に対しては、ごまかしきれないため、弱点を露わにしてしまいます。
 いわんや、通常のR対局においては、当然相手が居飛車党か振り飛車党か事前には分からないものですから、弱い形で戦わざることが多くなり、必然的にRは伸びないといったことになります。
 そこで、ブログを始めた当初から、この対策については頭を悩ませており、未だに決定打が打ち出せないでいる状況です。
 私の願望とすれば、できるだけこれまでの得意戦法を活かしつつ、できるだけ自分のスタイルを崩さない、なおかつ覚えることの少ない(欲張りすぎか)戦型を模索しているのですが、将棋とは相手がいるものであることから、そんな都合のいい戦型には出会えず、堂々巡りのまま現在に至ってしまいました。
 私は著しく終盤力が欠如しており、本来は終盤の鍛錬に時間を多く割きたいのですが、なにぶん40%のウエートを占める戦法が決まらないのですから、なかなかそういうわけにもいきません。
 長文になってきましたので、これまでどういうことを考えていたか、きわめて未熟かつ浅はかな考えですが、書いていきたいと思います。
「私の序盤戦術」第二弾として、先手番について考えていきます。
一般的な駒組みでは次の通りだと思います。(他にも例外的な駒組みもあると思います。)
正直あまりくわしくないので違っていたら教えていただけるとありがたいです。

(自分が先手番の場合)

1 初手2六歩型

▲2六歩→相掛かり、対抗形

必要とする戦型
相掛かり、対抗形(ともに必須)

2 初手7六歩型

▲7六歩△8四歩▲6八銀→矢倉
▲7六歩△8四歩▲6六歩→対抗形

▲7六歩△3四歩▲2六歩→対抗形、横歩取り、角換わり
▲7六歩△3四歩▲6六歩→対抗形、相振り飛車
▲7六歩△3四歩▲2二角成→筋違い角

必要とする戦型
対抗形(必須)
横歩取り、角換わりのセット又は相振り飛車又は筋違い角のいずれか一つ(選択うち一つは必須)
矢倉(選択だが避けることができる)

3 初手5六歩型

必要とする戦型
中飛車、相振り飛車(必須)

4 初手4八銀型

必要とする戦型
英春流全般(必須)

5 初手9六歩又は1六歩

必要とする戦型
未知数(よく分かりません)

だいたい1~5のうちのいずれか一つを選択して戦うことになると思います。
どれを選択するかは得意戦法、棋風によって異なります。
また、選択する戦法によって変化の幅の広いものや、ある程度限定的な形になるものに分かれます。

さて問題はこれらのうちのどれを選択するかです。
次回からそれぞれについて、検討していきたいと思います。
また、ご覧になられている方の考え方やご意見があれば遠慮なくいただけると嬉しいです。
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